ベトナムのサパは、美しい大自然、夏の棚田、カラフル山岳民族などが有名ですね。
私は1回しか行っていないのですが、ずばりおススメです。かなり良かったので、4泊~5泊でハノイに来る人にはサパ2泊かハロン湾1泊をおすすめしています。個人的には1週間くらい滞在したい。
この記事ではサパの見どころ、旅行のスケジュール感、行き方などがわかります。
【サパはおすすめ】ハノイ旅行の現地ツアー【棚田は7月8月】
サパの田植えは5月、7月8月が見ごろで、9月は稲刈り。

これは3月に行ったときです。田んぼには雑草しか生えていませんでした。サパの美しい棚田を見たいのであれば、6月~8月の3ヵ月間くらいがベストシーズンです。

5月は植えたて、7月頃から青々として、8月から徐々に穂をつけだして黄色に、そして9月後半には稲刈りです。
冬の12月~2月くらいは結構寒いです。標高が高いのでたまに雪が降るので注意。
サパは見どころが色々あるよ。4泊くらいできればベスト。
サパは棚田だけではなく見どころが沢山あるでザックリと説明します。
サパの基本的な観光プラン。カットカット村とかファンシーパンとか
私は、夜行列車で行って、バイクを借りてそこらの村や、ファンシーパン山に行きました。金曜の夜行列車で1泊、サパで1泊、日曜にバスでハノイへ帰った感じです。
本当は、ものすごく少数民族のホームステイツアーに行きたかった。
金土日の盛大なナイトマーケットはモン族がいて超楽しい!
アジアに行けばナイトマーケットなんて珍しくもないのですが、サパのナイトマーケットは一味違っておすすめです。
それは、モン族のおばちゃんが沢山いるからです!売ってる物も民族系が多くて面白いですよ。そこらのアジアでよくやってるテント並べて大量生産のパチモンやお土産を売っている夜市よりも全然楽しいです!

インドシナ半島最高峰のファンシーパン。世界1のロープウェイの話。

サパの近くにはベトナム最高峰のファンシーパン山(3143m)があります。サパからバイクやタクシーで20~30分くらい行ったところに、世界一標高差のあるロープウェイ乗り場があって、そこから60万ドン(3000円)で山の上までいけます。
さらに少しだけ登山鉄道にのると山頂に行けるのです。天気が良ければ雲海の絶景が見れますが、私が行ったときは雲の中でした。

余談ですがベトナムには世界一のロープウェイが沢山あります。
- 2013年、ダナン、バーナヒルズ、ノンストップ単一式で世界最長の5,801 m
- 2016年、サパ、ファンシーパン、ノンストップ3線式で世界最大の標高差1,410 m
- 2018年、フーコック島、海上、ノンストップ3線式 で世界最長の7,899.9 m
これ全て、ベトナム大手建設のSUNグループの仕業です。特に観光業をやっているSUN WORLDは、こういったギネス作戦などを駆使して、かなり集客(話題作り)が上手くて、私がベトナム株を買おうかと考えた時に最初に目を付けたのがこの会社でした。
他にもハノイのニャッタン橋の装飾や、ハロン湾のドラゴンパークや、最近だとインスタで話題になったバーナヒルズのゴッドハンドの橋のなどなどを手掛けている超有望企業なのです。
サパの少数民族の村へハイキング&ホームステイツ。
私が最も行きたかったは、このトレッキング&少数民族のホームステイです。でも、丸々2日間くらいかかっちゃうので、残念ながら時間がなくていけませんでした。
サパのトレッキング&ホームステイツアー(バスはつまらんがラク)
あ~自由に休めるサラリーマンになりてぇよおお~。
余談。ホームステイと言っても、ほとんどバックパッカーの安宿みたいなところに泊まるらしいです。以前は本当の民家とかに泊まれたのかもしれませんが。
バックハの花モン族のカラフルマーケットは日曜が最大
サパからツアーが出ているバックハーの花モン族の市場もおすすめです。観光客向けのナイトマーケットとかではなく、少数民族の本当の市場です!これはラオカイ駅からのほうが近い。
- 月曜 休み
- 火曜 コックリー市場
- 水曜 シンチェン市場
- 木曜ルンカウニン市場
- 金曜 休み
- 土曜 カンカウ市場
- 日曜 バックハー市場 ★これが最大規模
サパで泊まったドラゴンホテルはコスパ最高だった。

3月に行ったときは自力で行ったのでホテルも自分でとりました。Agodaで評価が良かったSapa Dragon Hotelを選んだのですが、5000円クラスにしてはかなり良かったです。
まず、到着した時に出してくれたアップルシナモンティーが激ウマだった瞬間に「あっこのホテル当たりだ」っと思いました。
私はいつも2000円~6000円のホテルに泊まるのですが、コスパの良いホテルの探し方があります。それは「複数のサイトでレビューが200件以上ついていて、かつ評価が80%以上」です。
例えば、Agodaで200件のレビューで平均評価が8.5点で、GoogleMapを見ても200件くらいレビューがあって★★★★☆とか。こんなホテルがあれば、まず間違いないですよ。
ちなみにこのDragonHotelは3個のサイトで90%以上を獲得している超優良物件です。
自力でサパへ行く方法は①夜行列車+駅バンか②バス5時間。
①私のおススメは100%夜行列車の旅です。
やっぱ列車の旅って、その移動自体が旅というか動くホテルとでも言いますか。とにかく乗ってるだけのバスとは段違いのワクワク感なのです。
サパに列車で行くには、ハノイ発ラオカイ行きのチケットを買う必要があります。自力でチケットを買う方法もありますが、鉄道会社のサイトでは日本のクレジットカードでチケットを買うことができません。なんで、このような サパのトレッキング&ホテル(ハノイから寝台列車) を予約するのがらくで良いです。旅行会社に頼めばチケット購入の代行もやっています。
ちなみに、ラオカイ駅の前には、沢山の乗合いのマイクロバスがいますので、それに乗ってください。2016年頃は、1人4万ドン(200円)くらいだったようです。
時間は、列車8時間と車が1時間、全部合わせて10時間くらいでサパに到着という感じかな。
以下は、鉄道の旅をおすすめする記事ですので、好きなひとは読んでみてください。
②次にバスで行く方法(速い安いラク)
2019年現在、ハノイ-ラオカイの高速道路が開通したようです。高速バスだと4時間でいけるようになってしまいました!
早朝に出れば、お昼前についてしまうという。昔、まだ高速が開通してなかったときは、未完成の高速道路を無料で走ることができて面白かったです。
ちなみに、バスで行くなら100%寝台バスをおすすめします。寝そべって行けるので、本当にらくちんです!
注意点は最後尾の席は、後ろがトイレだから臭いw。

余談。ラオカイの町から直ぐそこに中国があるよ。

ラオカイ駅からバイクか車で、10分くらい行ったところに中国との国境があります。川の向こうが中国なのですが、明らかにこちらよりも立派なビルが沢山あります。

税関の真ん前まで行ってみました。陸の国境を見るはこれが初めてです。本当は中国に入ってみたかったのですが、ベトナムは1ヵ月に2回入国できない(やればできますが金がかかる)というルールがあるので諦めました。
まとめ。サパへは7月8月の週末に夜行列車で行ってホームステイをすべし。
- 時期は7月~9月前半の棚田が美しい頃
- 木曜日の夜の寝台列車で1泊して、サパで2泊はしたい(3泊4日)
- 金曜日は少数民族トレッキング&ホームステイ
- 土曜日はサパに戻りナイトマーケットを楽しみドランゴンホテルに泊まる
- 日曜日は朝からバックハの花モン族のマーケットへ行って
- バスでサクッとハノイへ帰る