「そろそろ象遣いの免許もとっておくか」ということで、ラオスに免許合宿にいくことにした。
5500円で1泊したのだけど貸し切りだった。
象に乗って朝の森を探検したり、メコン川で一緒に体をあらったり、それは最高に楽しかった!
ちなみに、象使いの免許はルアンパバーンだけでも毎年2千人の日本人が訪れるらしい。ひそかなブームなのかも。
【ラオス】象使いマホートの免許ツアー@ManifaTravel
私はネットで出てくる日本人に大人気のManifaTravelで申し込んだ。ザックリとツアーの概要を説明するとこんな感じだ。
- 朝、ホテルに迎えにくる(空港へのおむかえもあるらしい)。
- エレファントキャンプにいく。 途中でお土産村に寄る場合もあり。
- そしていきなり象ライド。トレーニング開始。
- ランチ。
- 以降は、コースによって異なる。
YouTubeに動画をUPしたよ。

わしのツアーは、お土産村に寄ってから船でメコン川をクルーズした。しばらくすると、エレファントキャンプが見えた。おお、いきなり象がみえるぞ!ワクワクが止まらない。
象使い免許のツアー内容

キャンプにつくと、いきなり象にのる。と言っても最初は、背中のカゴにのる。運転手は象使いだ。


んで、ちょっと象とたわむれたり、象使いの命令の言葉の勉強などをする。
「ぱーい、ぱーい」は進めだ。

そして、いよいよ個人レッスンの開始だ。
このキャンプには20頭くらいの象がいるとのこと。 わしの担当になったのはSI VAI(シバイ)という30歳の象だ。最初は象使いの先生が一緒に乗ってくれる。

象は首の付け根の上に乗る。耳の裏あたり足を入れてトントンと蹴って移動をうながす。右に行くときは左側をグイグイと押したり蹴ったりするのだ。曲がりたい方向の反対側をド突くというかそんな感じだ。
象はチクチクしてて温かいよ。
象は一応は言葉を理解しているようだが、象使いたちはほぼ気合いで叫んでいたw。
動物はナメられたら言うこときかないからね。
・ハウッ (止まれ) 。ハウッ (止まれ) !ハぁぁぁウッ!(止まれえええ!)
・クアー(右)。クアー(右だ)。クアー!!(右ってんだろが!!)
・トゥン、言う事きけ!とか、そんな感じで叫んでる。
川に入る前に「ブーン、ブーン」と言っておくと、象はお客さんに鼻で水をかけるのである。
半日、1日、1泊2日の比較。おすすめは1泊。
単純に象にのれる回数の違いかな。わしはラオスに来た目的が象使いだったので1泊にした。
- 半日は、象乗り2回、ご飯1回、お土産村。正直言って短いと思う。
- 1日は、象乗り2~3回、ご飯1回、お土産村、クアンシーの滝など。大差なし。
- 1泊は、象乗り6回、ご飯3回、お土産村、洞窟、クアンシーの滝 、心の余裕あり。
1泊する人はあんまりいないようで、わしらだけだった。しかし、そもそも象使い目的でラオスに行くなら断然に1泊がおすすだ。
1泊だと、森に象を迎えに行ったりできる。他のお客さんがいない時間にその空間を独占できるのだ。
ちなみに、ラオスで象使い以外にやることって、そこらの洞窟とか綺麗な滝に行ったり、寺を見たり、ナイトマーケットにいったりするくらいで、それってまぁどこでもできるんだよね。
それに比べて「象に直接にのる」って体験は貴重だ。そして「あ、わし象をあやつってる」と感じられるまでには5回くらいはかかったかな。2~3回では、ただ動いてる象にのっただけという感じだった。
もうだいぶ慣れてきた。
●旅のポイント『濃い思い出を残す方法』●
色々なことをやるよりも、貴重な体験にしぼって時間を使うとよいよ♪。昔はわしも、あれこれと詰め込む旅行をしていたこともあった。
だけど、観光ポイントになってる洞窟とか寺をつまみ食いして回っても、正直あんまり思い出に残らないんだよね。表面なぞってるだけというかね。
それよりも、これと決めたところを深堀りしたり、現地人と話してみたりするほうが、圧倒的にユニークな体験をできるんだ。これは人と付き合うのも同じで、沢山の人と付き合うよりも特定の人を深堀りしたほうが人間について詳しくなれるんだよね。たぶん。きっと。
1泊だと暇な時間にモデル撮影会をやったり、犬と遊んだり、村人と交流することもできるよw。もし、もう一回行くなら釣り竿を持っていくかな。

ちなみに、免許はツアー会社に戻った時にプリントしてくれるよ!
ベトナムで買ったお気に入りの象のシャツ。 この人めっちゃ残業してた。といっても座ってるだけだけど。
象使いのツアー会社、予約、値段など
わしは飛行機と初日のホテルだけを予約していったのだけど、全く問題なかった。
ルアンパバーンのメイン通りのSisavangvong通りを歩くと、沢山のツアー会社がある。その中でネットでよく書き込みのあるMANIFA TRAVEL (公式サイト)の店舗を見つけた。
「こんちは~」と店舗に入って行って「明日、象使い行きたいんだ」って感じから値段交渉。
2017年に行ったときはYongkhoune Restaurantの隣の隣の隣にあった。

値段は、たしか1泊2日(ご飯3回、洞窟、クアンシーの滝を含む)で50ドルくらいだったかも。1日ツアーだと30ドル~35ドルくらいが相場ぽい。半日はさらに安い。
日本から見れるWEBサイトMANIFA TRAVEL (公式サイト)だと、80ドルとか書いてあるけど、現地のショップに直接いくと、もっと安いはず。残ってない可能性もあるけど、他のツアー会社が沢山あるから大丈夫なはず。たぶん。
お土産村で買うべきストールと買ってはいけないストール

超余談だけど、途中で寄るお土産村で1枚200円とかでストールを買えるんだけど、上のシルクかなんかの毛糸のやつは買ってはいけない。めっちゃ毛がとれて黒いコートで使ったらとんでもないことになった。3個も買っちゃたけど飾り用と化した。
対して、下の麻みたいなやつは強い。凄く気に入っていて秋頃から使っている(もしかしたらタイの首長族の村で買ったやつかもしれんけど)。
日本から直行便は無い。バンコク経由かハノイ経由だよ
日本からルアンパバーンへの直行便はない。バンコクかハノイを経由していく。なので、日本からルアンパバーンに行くときは、バンコクかハノイも楽しめるような余裕のある日程だと良いね。
バンコク(ドンムアン空港)経由のほうが飛行機の本数が多くて安い。
バンコクのドンムアン空港から行くことになる。ドンムアン空港の国際線はLCCだ。
空港周辺にはホテルも沢山あるし、空港内にあるフードコート(Magic Food Point)とかも安くてローカルで面白いよ。
寝られる廊下も沢山あるので、LCCを使うバックパッカー向きだよ。
※2019年現在。ラオスではタイバーツと米ドル は綺麗なお札でないと使えなくなったので注意!バンコク経由で行くさいに、汚いタイバーツを沢山もっていくと現地で両替すらしてもらえないから!
ハノイ(ノイバイ空港)経由は、少し高いのとベトナム入国ルールに注意。
ハノイからルアンパバーンまでは1日1本しかないかも。たぶん値段も少し高い。そしてノイバイ空港は綺麗なのだけどつまらない。何もない。まわりにも何もない。ホテルはあるよ。ググってみて!
でも、私はハノイ経由をおすすめする。最近はベトナムブームだし、ハノイで1~2泊とセットにすれば楽しい。ちなみにルアンパバーンのホテルやレストランの経営者にはベトナム人が多いから、ちょっとした話のきっかけになるよ。
※注意点がある。ベトナムは30日間に2回入国するにはビザが必要になるのだ。なので行きも帰りもハノイ経由はビザが無いと入国拒否をくらうよ!空港でお金を払えばなんとかなるけどね。
おすすめは、日本⇒ハノイ⇒ルアンパバーン⇒バンコク⇒日本
というルート。これが色々と食べられて良いと思うw。


以上。