こんにちは。キャンプが好きな普通のおっさんです。
最近、ディスカバリーチャンネルでエドを見ていたら、無性にサバイバルをしたくなりました。
ナイフ1本もって山に行ってきました。
山でサバイバルキャンプしてシェルターと火起こしした
エドってこれね。めっちゃ面白いからおすすめだよ!
サバイバル挑戦時にナイフは有りか無しかの2択
エドは、素っ裸に撮影用カメラのみで、無人島とかでサバイバルに挑みます。
私も若いころは山中で素っ裸になって踊っていたこともあります(しらふで)。
でも、もし釣り人とかに出会ってしまったら、まぁエドチャレンジだとは思われずに、通報される可能性が高いので、服は着ていくことにしました。
あとはまぁ、ナイフがOKか否かですが、ナイフもないと火起こしとかシェルター作りとか魚をさばくのも大変なので、ナイフはOKにしました。
ちなみに持っていくナイフはKAZAXの318です。切れ味バツグンの錆びにくいバナジウムステンレスです。たぶん20年くらい使っているフィッシングナイフです。

サバイバルに備えて火の起こし方を学ぼう

私は一応はキャンプ歴30年のベテランですが、キャンプの面白さを突き詰めていくと「焚き火」なんじゃないかと思っています。
外で火を焚くだけで面白いし、炎を眺めているとリラックスします。
なんだか、人間が人間になった原始の喜びを追体験しているというか、たぶん我々の血や脳には「火」に対する愛と崇拝が根付いているのではないかと思います。
前置きはさておき、サバイバルには「火」が必要です。
自力で火起こしをできるように事前にYouTubeで自習しておきました。
焚き火をして良い場所か否かを調べる方法
まず、前提として、そこが法律的に人道的に焚き火をしてOKなのか?
ということを調べましょう。
【キャンプ】焚き火をしてOKか調べる方法・注意点など
OKだとしても、火事にならないように、かまどで囲ったり、最も重要なのはしっかりと消化をすることです。終わったら水やオシッコをかけましょうw。
できれば河原でやりましょう。

火溝式(摩擦式)
最もシンプル!誰でもチャレンジできるよ。
・手に持つ木の棒は、固いやつでないと折れます。
・削る側の木は、柔らか目で乾燥した木です。両方が竹でもできる。
この2つをひたすらこすります。コツは、とにかく体重を乗せてこすり続けること。棒の先端を触ると火傷するくらいに熱くはなるけど、実際に火種ができるまでは、かなりの重労働です。
錐揉み式(摩擦式)
めっちゃ難易度が高いやつ。木の棒を手でキュルルルと回して火種を作ります。
・手に持つ方の棒は真っすぐで軽めのやつ。キリン草などの雑草でもOKらしい。
・下に置く木は、良く乾燥した杉などの固い木が良いらしい。
コツは、とにかく摩擦熱を増やすこと。手が滑らないようツバとか樹液とか雑草のベタベタの汁をつけること。乾燥肌の人は特に。
体重を乗せながら棒をクルクルとまわし続けます。うまくできるとキュルキュルという音がして、焦げた匂いがします。焦げた粉が沢山できるまで数分間は全力で頑張りましょう。たぶん手のひらが痛くなって、足がつりますw
この動画の人はめっちゃ上手だは。棒クルクル式は物凄くむずいよ。
弓きり式というのもあるよ。

太陽光式
コツを掴めば、もっとも簡単に火を付けられると思う。子供の頃に理科の実験でやりましたよね?太陽光をレンズ効果で1点に集約して火を付けます。
動画はビニール袋に水を入れてやっていますが、ペットボトルでもできます。落ちている瓶の底とか眼鏡を使ってもいいです。
燃やす素材を黒くするのがコツです。
火打石(火花式)
火打ち石の原理は、石英とか黒曜石とか混合のメノウ石などの固い石を、鋼鉄に打ち付けます。鋼鉄を削って火花にするので、石は鋼鉄よりも固ければ何でもOKです。
コツは、鉄を削りやすいように石を砕いて鋭くすることです。
火口(チャークロス)の簡単な作り方
火口(ほくち)というのは最初に着火させる燃えやすいやつです。
チャークロスが有名ですが、チャコールクロスのことで要は炭の布です。炭は一旦燃えているので、熱量が低くても赤く着火しやすいのです。
群馬のランボーさんが簡単な作り方を教えてくれています。ずばり綿タオルに火を付けて、空き缶に放り込むだけ!
商品として売っている物を見つけました。自宅でも、空き缶に麺の布を入れてコンロにかければ作れます。煙で火災報知器が鳴らないように注意!
布じゃなくて割りばしを入れれば木炭ができますよ。
その他の色々な天然の着火剤
他には、タンポポとかの綿毛を沢山集めたり、トイレットペーパーや、何も無かったら天然の乾燥したキノコとかを代用してもOKです。木炭があればそれを粉にして枯れ草にまぶしても効果があります。
こちらの秋さんの動画では、色々な物に火をつけていて、何だか実験みたいで面白いですね~。
天然の着火材ファットウッドの採取
ファットウッドとは、樹脂を多く含んでいて良く燃える枯れ木のことです。
肥松のことです。だいたい「松」ですね。まるでロウソクのように良く燃えてくれます。
山でもキャンプ場でも松林の付近にいけば折れた大きな枝とか倒木があります。ガンガンと足で蹴ってみて木の芯が残っているなら、その中には樹脂の塊が含まれています。
表面を削れば、つ~んとした松の強い香りがすることでしょう。
こちらのEasygoing Outdoorsさんの動画は、とても上手に探しています!
まずは、こういうセットで実験してみると楽しいですよ!

色々な火打石があるよ。川に落ちてるよ
①まずは本当の火打石です。
有名なのはメノウ石といって、ちょっと宝石みたいな綺麗な石です。この石と鋼鉄をカチンっと当てると鉄の火花が飛び散ります。その火花を火口に落として火種をつくります。
メノウはそこら中にある石でして。沢なんかにも小さいのが落ちてます。
河口の海岸なんかにもあります。
でも、固い石なら何でもOKです。
こんなに大きいのは見たことがないですね。
産地の下流とかには落ちてるのかもしれない。
②ファイアースターター
これは鋼鉄ではなくて、火が付きやすいマグネシウムなどを削って火花を散らします。こういうので火を付けると、なんかそれだけで楽しいですよね。
濡れても使えるし、ガス切れとかにならないので長持ちするのはよいです。てか、一生かかっても使いきれません。そしてかなりの確率でチャッカマンを使うようになりますw
③マグネシウム
これはマグネシウムをガリガリと削って、そこに火花を落とすと、花火みたいに明るい炎で燃えるやつです。昔持っていましたがマグネシウムを削るのがメンドイです。火遊びには面白いですけどね。
