【バングラデシュ旅行まとめ】ビザ飛行機ホテル旅費など

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トライオートFX

私は普段はへっぽこサラリーマンをしながら、夢だった世界一周旅行をしています。
海外に移住してみたいので、良いところがないか候補地を探しているのです。

2017年はベトナム、タイへ行きました。
2018年はカンボジア、ラオスへ行きました。
2019年はマレーシア、フィリピン、ミャンマーに行きました。
2020年は正月からバングラデシュへ行きました。
     バングラはマジでカオスでした。
     めちゃくちゃ面白いです。

【バングラデシュ旅行まとめ】ビザ飛行機ホテル旅費など

バングラデシュ旅行の目的・観光・衝撃的

あなたは、そこらの国をまわってしまった旅の上級者か、あえてカオスな国に行きたい変わり者のどちらかでしょうね。ふふふ。わかります。

バングラデシュには、いわゆる観光地はありません。
行くこと自体がアドベンチャーなのです。
ざっと思いつくのは以下です。

  • 「世界で最もカオスな街」はダッカかも。人口密度がぶっちぎり世界一
  • ムスリムの国は異国情緒あふれる
  • 人々がフレンドリー
  • 歴史的にはムガル帝国、イギリス東インド会社
  • クレイジージャーニーの「船の墓場(チッタゴン)」は大人気
  • 100年前の蒸気船ロケットスチーマーや2階建てバスが現役
  • 「アジア最貧国」という響き。ガチのスラム街
  • 電車の屋根に乗るのは危険なのでYouTuberに人気
  • ロヒンギャ族の難民100万人を受け入れる度量
  • タレントのローラさんの故郷。お父さんがいます
  • 超絶な親日国です。戦後の支援活動の影響でしょうか
  • 豊富な労働力。多国籍企業の進出

バングラデシュで最も衝撃を受けたのは人です。

ダッカに付いて早々、夜ご飯を食べようと思って町中をウロウロしていました。まず、常時ラッシュの様な人混みに驚きました。その人混みの中で足元に何かが近づいて来ました。犬かと思ったら両手両足が無い人が口にお皿をくわえて地面を這いずりまわっていたのです。
あまりの衝撃で頭が真っ白になりました。施しのお金をあげることも出来なかった。

その後、バングラを周っていると乙武さんみたいに手足が短い人が結構いました。片足が無いとかは沢山います。ダウン症の人もいます。みんな外で物乞いをしてます。
外に出て仕事をしているのです。彼らの「たくましさ」と同時に、日本にはない「世間の優しさ」のようなものを感じました。
私は小銭を沢山用意して、少しづつ施しをすることにしました。
何か新しい気づきがあるかもしれないと思いました。

バングラ人は基本的にフレンドリーで優しいです。
道を聞くと、そこらの人が集まって教えてくれたり、駅では日本に住んでいた人が色々な事を教えてくれました。
レストランで食事をしていたら、おっちゃんが突然にご飯をおごってくれました。
身振り手振りですが「お金は払っておいたから、旅行を楽しんでください」というような事を言ってました。
こういった考えは平和的なムスリムの教えのためかもしれません。
私の印象ですがイスラム教の国は、他の宗教の国よりも平和です。

もちろんボッタクリなどは普通にいますが、どこの国でも当たり前のことで、日本だってボッタクリは沢山います。だけど、バングラ人の目の奥には狡猾さがなかったです。

本当に心をえぐられたのは野良人間です。物乞いもしないで、そこらの原っぱや道端にゴミに紛れて毛布に包まって寝ている人達です。
野良人間というのは失礼だけど正直、野良犬と変わりがないと感じました。しかしそれは人でした。
顔を見るにおそらく多数派の種族ではないです。ただのホームレスでもない。ムスリムには規定的なカースト制度はないですが、ここはインドの隣です。おそらくは現実的には最下層扱いで、まともな仕事につけない人たちだと思います。被差別民なのだと思います。
「これが世界か」と思いました。日本に生まれてラッキーだったなぁと思いました。

バングラデシュの旅行の様子は、InstagramとYouTubeにまとめてあります。
是非、フォローしてください。

バングラデシュ旅行のスケジュール・季節

2020年の正月に8泊9日。直行便は無いかも。
正月でチケットが高かったので3都市経由でバングラは6泊。

  • 12/27(金)、中国東方航空で成田➡上海でホテル泊
  • 12/28(土)、上海➡昆明➡午後ダッカ着。観光。ホテル泊
  • 12/29(日)、ロケットスチーマーに乗れずフェリー泊でガンジスを下る
  • 12/30(月)、早朝バリサル。魚カレーと遺跡。飛行機でダッカ。行バス
  • 12/31(火)、早朝にチッタゴン。観光。★5ホテルで年越し
  • 01/01(水)、船の墓場やスラム街。チッタゴン2泊。
  • 01/02(木)、戦没者墓地。鉄道でダッカへ。ホテル泊
  • 01/03(金)、お土産を買って空港➡武漢空港ベンチ泊
  • 01/04(土)、武漢➡昆明➡成田

バングラの気候。緯度は沖縄県と同じです。
私が行った正月は、日中は長袖シャツ1枚で過ごせますが、朝夜は15度とかになって肌寒かったです。

4~5月の暑季(小雨季とも)、6~10月の雨季、11~3月の乾季に分けられる。

地球の歩き方

バングラデシュ旅行の費用・両替・寄付

旅費は合計で13万円未満くらいでした。9万円が飛行機です(笑)

  • 飛行機:8.5万。往復。年末年始なので高くて東方航空にした。
  • ホテル:1.7万。割り勘で上海3千、ダッカ2千、チッタゴン5千×2、ダッカ2
  • 食 費:0.6万。1食数百円でも贅沢したほう。酒は高い。
  • 移動費:1.2万。CNG、フェリー、夜行バス、鉄道、バリサル飛行機5千。
  • その他:0.5万。SIMやお土産など。

ダッカには日本円の両替屋が沢山あります。でも空港とレートは大差なし。
地方都市には日本円の両替屋は少ないです。

ちょっと良いレストランやホテルでは少しチップをあげます。
職業が物乞いの人が多いので10タカ(13円)札を大量に用意しておきましょう!
13円くらいはバンバンとばら撒きましょう。私らなんかは物珍しさを求めてバングラに行こうという金持ちの道楽なんだからケチってはいけません。ホームレス、障がい者、老人など。子供には私は食べ物を買ってあげるようにしています。お金は大人に盗られちゃうので。
どう見ても働ける若者とか、ウソ泣きする怪しい奴にはあげない方が良いです。
そして、多少のボッタクリを気にしてたら楽しめません。しかし、桁が違ってたら怒ってOKです。

ちなみにリキシャの運転手が月収は100ドルくらいと言ってました。

バングラデシュ旅行の食事・お酒

バングラは、とにかく食費が安いです。
そこらの路上屋台は30円。食堂は50円~100円とかで食える。
だいたいカレー味ですw。

DOIというヨーグルトは激美味いので是非食べてほしいです。
ムスリムの人は、たまに旅人にご飯をおごってくれたりします。

そうそう、イスラム教ではお酒は禁止されているので通常はありません。高級ホテルや外国人が多く行くレストランやバーでないと飲めませんでした。

バングラデシュ旅行のホテル・コンセント

バングラデシュは観光客が来ないのでホテルが高いです。
基本的には外国人価格になります。
首都ダッカで個室、温水シャワー、WIFI、朝食がまともなレベルになると最低5千円くらいかかる。

ダッカの「ホテル71」は、当日予約6千円でまぁ許せるレベル。でもタイ・フィリピン・ベトナムならば3千円以下だは。
もっとも良かったのは年越しで奮発して泊まったチッタゴンのペニンシュラ1万円です。
下のインスタは4千円払ったのにお湯もシャワーもまともに出なかったホテル(笑)。

コンセントは、ホテルもフェリーも日本のやつがそのまま使えました。
アジアによくある混合型というか。なので持って行ったコネクタ変換機は使わず。
※電圧は220Vだから100V製品は電圧変換機が必要だよ!

バングラデシュの交通手段は楽しい!

バングラデシュは乗物が楽しいです。まず、種類が多くて古いのが多い。
あとで、バングラの乗物の記事を書こうかな。
※値段の相場は私の体験と南国経験から書いています。

  • リキシャ:数キロ程度。交渉で数十円~100円くらい。
  • CNG:交渉で距離次第で数百円。渋滞時間は+100円。
  • 乗合バンとバス:数十円。激安。
  • 観光馬車:数十円~貸し切りでワガママ言えば数百円あげる。
  • 列車:事前に駅でチケットを買う。夜行は人気だから売り切れてる。
  • ロケットスチーマー:雑魚寝は数百円。個室は1~5千円。
  • 豪華フェリー:雑魚寝は数百円。2等2千~3千。VIPは1万かも

バングラデシュ旅行のビザ・アライバル

まず、バングラデシュに入国するにはビザが必要です。私は大使館のサイトを見て、自分で申請しに行きました。
http://bdembjp.mofa.gov.bd/index.php/visa/?lang=ja
ざっくり言うと書類を出して、後日に取りに行く。めんどいけど難しくはないです。
地方の人は、お金を払って代行業者に頼みましょう。

しかし、実は無料で現地空港でアライバルビザを取得できます。
大使館のサイトには「アライバルビザは例外的に認めているだけなので急に無くなるかかも」的な記載がありますが、かなり多くの人が空港でアライバルビザをもらって入国しています。私は念のため日本で取得しました。

バングラデシュは日本の国旗を真似ているくらいの超親日国家ですので、国際指名手配でもされていなければ、まずアライバルビザを取得できます。
空港で必要なのは
・簡単な質問に答えられる英語力
・「ホテル名」「ホテル住所」「ホテルの電話番号」

バングラデシュ旅行の持ち物や注意点

ちょっと参考にならないかもしれませんが、私は以下の荷物があれば何日でも行けます。

SIMは空港で買いましょう。町中にもチャージ屋さんがいるけど失敗されたw

バングラできつかったのはダッカの空気の悪さです。
私はハノイ(PM2.5で北京を抜いた)に住んでいましたが、正直言ってダッカのほうがヤバイです。なんか空気中の粉塵の大きさがデカい。たぶん慢性的な交通渋滞が原因です。
初日から喉や目が痛くなってきました。常時、タンや鼻水や咳が出ます。鼻水タン出し咳止めを持って行ったほうが良いかも。
喉や肺が弱い人はマスクがあったほうが良いかも、あと眼鏡も。

私が旅行にもっていく薬は、傷薬、抗菌目薬、解熱薬、食中毒用に抗生物質です。だいたい、いつも目にばい菌が入ってものもらいになる。

以下はPM2.5の濃度サイト。

インドの大気汚染: 現在の大気汚染地図
今日の大気はどうですか? 世界100ヶ国以上の現在の大気汚染マップをチェックしよう。

バングラデシュの移住度は★★☆☆☆

データではなく、私が実際に行ってみて感じことです。
あくまで私の価値観に基づくものです。
★加点
☆減点

結論旅行するには物凄く刺激的!でも住みたく無い。
訪問首都ダッカ、第2都市チッタゴン、田舎バリサル
時期は年末年始。
気候
正月に訪れたが、朝夜はユニクロのジャンパー、昼間は長袖シャツ。
沖縄くらいの感じか。適度に気候がある。
環境
首都ダッカは鬼のように空気が汚い。小児喘息だった私はちょっと住むのは無理。
大都市は物凄く汚い。地方は比較的に綺麗だった。ただ、住むとなると地方都市になると思う。
言語ベンガル語は意味不明だが、英語を使える人は結構多いため困らない。
人々
非常にフレンドリーで親切である。ムスリムの平和的な教えのためか、旅行者にご飯をおごってくれたりする。外国人が珍しいようだ。とても親日的。日本人は非常に少ない。
美人割合は普通だが、基本的に彫りが深くて、たまにローラみたいなえげつない美人がいる。カラフルな衣装を着ている。
治安治安は悪くないと思う。「貧しいに尽きる」という感じ。物乞いに付きまとわれることは多い。都会にはホームレスも沢山いる。田舎は農業なので平和な感じだった。治安で調べると昔のダッカのテロの話が出てくるが、むしろ日本の方が狂った無差別テロが多くて怖い。
物価基本的には安い。旅行だとホテルはとても高い。日本人価格で2~3倍というのは普通にある。安くても1泊4千円など。食べ物は路上屋台で1食20円。だいたい100円前後で満足いくセットを食べられる。
食物
この地域は基本的にカレーなのだろう。魚が多く美味しい。とにかく米が多い。日本食レストランは少ない。調味料などもあまり手に入らないと思う。たぶん直ぐに飽きる。
お酒
宗教的に禁止。外国人向けのバーや、高級ホテルやレストランの裏メニュー的にしかなさそう。なので値段が高い。お酒好きな私はちょっと住めない。
遊び川が多いので釣りをしたりできそう。観光が発展していないので素のバングラデシュを見ることができる。ゴルフやカジノなどの施設はあんまりない。

以上

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