コロナショックで大投資ブームが来ていると思います。仕事がなくなってしまったり、将来に不安を覚えたりと。
投資系YouTubeが好きな方は知ってると思いますが
年始くらいにZeppy見てたら出てきた高橋ダンさん面白いですね~。
元ウォール街のファンド勢というだけあって、日本の証券会社のレポートとか個人投資家チャンネルのテクニカル分析にはない、新たな気づきがあります。
「へ~そういう風に考えるんだ」みたいな。
高橋ダンさんはチャートを使ったマーケット認識が凄いです。ダンさんが使っている無料ツール「Tradingview」や、登録されている銘柄、相関分析やテクニカル分析を知りたい方は、目次から「高橋ダンさんの情報ツールTradingViewやテクニカル指標」へとんでください。そこにメモしてあります。
私は、まずは同じツールを使って動画を見ながら勉強していこうと思いました。
※この記事は投資をおすすめするものではありません個人的見解の提供です。
高橋ダンさんのYouTubeチャンネル

高橋ダンさんのチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCFXl12dZUPs7MLy_dMkMZYw
動画の概要は以下です。
①ニュース(2分)
「新しい視聴者の皆さん、僕は元ウォール街の人間で」という挨拶。
マーケット動いていますな!ってふり。
②分析(7分)
ニュースや指標についての解説。
現在のマーケット認識。チャートのテクニカル分析。
③投資意見(3分)
「投資は自己責任」「長期と短期」の念を押してから
何を買うべきか売るべきか、何もしないかなどのダンさんの意見。
ダンChannelが面白いところは、直近のニュースをタイムリーに拾ってくれることです。
そして、なるべくバカでもわかるように、難しい分析や考え方を順立てて説明してくれていることです。ざっくり言うと「オタクな話を初心者向でもわかりそうな感じで」という感じでしょうか。素人から上級者まで見れる感じかなと。
ダンさんの話を聞くと、初心者でも自分が難しい分析をしているかのような錯覚を覚えてしまう。そこが味噌ですね。
その他にも高橋ダンさんのSNS です。できるもん全部って感じですなw
ブログ:https://takahashidan.com/
TWITTER: https://twitter.com/Dan_Takahashi_
INSTAGRAM: https://www.instagram.com/dantakahashi1/
FACEBOOK: https://www.facebook.com/DanTakahashiJP/
LINKEDIN: https://www.linkedin.com/in/dan-takah…
Note:https://note.com/dantakahashi
高橋ダンさんが良く言っていること
ダンさんが言っていることや、やっていることは王道です。
①投資は自己責任・人に依存するな
「投資は自己責任」「私の意見だけを信じないでください」「他の人の意見も聞いて、自分で勉強して」「最後は自分の判断でやってください」「人に依存してはいけません」それが私が最もおすすめすることです。と言っています。
まぁ、当たり前ですが、毎回繰り返し繰り返し言っています。重要なことであると共に、自己防衛の意味もあるかと思います。
「投資は自己責任」というのは投資の本質であるかと思います。
というのも自分の投資手法(利益損失)に対して「信念」「諦め」「開き直り」みたいない感覚が持てないと、損をする度に不安や疑心暗鬼になり、その結果としてもっと損をします。人の真似をしていると失敗した際に、何が間違っていたかわからないのです。
自分のやり方がトータルで儲かるという確信があると、一時的な損失が出ても悔しくないのです。そうなるにはシッカリと自分で勉強して試行錯誤する必要があります。つまり、それが自己責任=「ちゃんと自分で考えろよ」ということだと思います。
たぶん、ダンさんの言う通りに投資をすると損をするはずです。特に短期投資はです。理由はダンさんは動画にする前に、短期ポジションをちょこちょこ操作しているはずだからです。視聴者には、ダンさんと同じタイミングで判断する能力は無いはずです。
②長期投資と短期投資をせよ
資産の7~9割くらいは老後資金を作るためにコツコツと長期積立て投資に回すべし!数年~死ぬまでの投資です。残りで短期トレードすべし。数日~数か月の投資です。
この両方は、それぞれ別の口座で別の考えでやることが重要です!と言っています。
その意味は、長期投資がメインで、そのリスクヘッジのための短期投資という感じだと思います。
例えば、今後数十年にわたってゴールドが上昇するだろうから買っていく。でも短期的に下落しているので、短期では売る。そうすることで長期ポジションの含み損を減らすことができるのです。

投資をやっている方はわかると思いますが、長期投資のほうが圧倒的に勝ちやすいです。そして投資とは老後設計だと思います。だから長期投資が80%なのだと思います。
例えば、積み立てNISAとか金利収入とか持ち株会とか、数年から数十年を見て年利5~10%くらいを狙ってコツコツやっていく投資ならば、リスクも同等に5%~10%くらいなもんだと考えられます。まず、勝ち安いはずです。
そして、長い目で見た投資なので、短期的に多少の損失がでても冷静でいられるのです。素人でもゆっくり時間をかけて判断できます。利益が出ているタイミングで利益を確定できます。失敗しても人生を狂わすほどのものではないと思います。
逆に、短期投資はとても難しいです。主にチャート分析になるので、実は日々の拘束時間が長くなるし、でも一瞬の判断が求められる。難易度ハードです。
だけど面白いんですよね。
短期投資は、例えば株やFXのデイトレです。口座に100万円を入れているとしたら1回のトレードで2万~3万くらいの利益をとりたいと思います。するとリスクも同等です。素人が手を出して、何回か負けが続くと、あっと言う間に10万円が無くなります。すると、もう冷静ではいられなくなる。
もし、総資産が100万円の人だったら、夜も眠れなくなってしまいます。

みなさん、お金が直ぐにほしいので短期トレードをやりたくなりますが、ほぼみんな負けます。だから、短期投資をやるならば多くても総資産の10~30%が限度というのは納得できます。
個人的には、ダンさんの長期投資だけを真似するのが良いと思いました。もしくは自動売買を使うなど。デイトレで勝てるようになるには相当な勉強とメンタルが必要です。
③徹底したマーケット認識とチャート分析
ダンさんは、兎に角、情報収集というかマーケット認識が凄く速いと思いました。色んなニュースを絶えず見ているようです。あと友達のコネクションとかもあるのでしょう。世界の金融ニュースは尽きることはないのでダンさんのネタも尽きません。
その分析から、上記の表にある株や国債や商品など「その時々に適したものに、分散投資をする」といったことを教えてくれています。つまり、一か所に集中してリスクを持たずに、色々と分散することが大事という意味だと思います。
そのため言っている事がコロコロと変わっているようにも思えますが、マーケットに合わせてコロコロと変えるのが正しいということだと思います。特に短期投資は。
これは、ちょっとやそっとでは真似ができませんので、私はダンさんの意見を活用しています。自分が思っている感じと同じだったらGOするという感じです。
ダンさんは基本的にはチャートが大好きです。テクニカル分析のオタクという感じでしょうか。見ている銘柄がハンパなく多いし、ツールの操作もすごく速い。
そして、相関率を活用しているのが特徴だと思います。要は、より安全で負け難い取引を行うための手法です。非常に強力な手法です。このスキルは取り入れたいと思い勉強中です。「Tradingview」の設定方法などは下にメモしてあります。
④ヘッジをかけることの重要性
「リスクヘッジ」とは、リスク回避とか保険のような感じです。この先に起こるリスクを予測して、リスクに対して準備をしておくということです。
例えば、日経平均を30,000円の時に100口(300万円分)買い、うまいこと35,000円まで上昇したとします。この50万円の利益を確保するために、日経先物を35,000円で100口売ります。もし、ここから相場が下がっても50万円の利益は確保できるのです。ただし、相場が上がっても利益の積み増しにはなりません。なので、リスクヘッジの操作は、素人こそやるべきですが、上級者向けと言えます。
兎に角、リスクを減らすことが重要ということです。
そして優位性にかける。全て投資の王道を話しているだけなのだと思います。


個人的には、リスクヘッジはゴールドでとっています。
ゴールドは人類史上唯一の世界共通の基軸通貨です。株や為替や仮想通貨などに投資をするのと同時に、長期投資でゴールドを積み立てていく。これは、世界中の人がやっていることなのでゴールドは大崩れしないと思います。ガチの金融危機がくると、現金確保のために一瞬だけゴールドが暴落することがありましたが、そこは買い時でした。暴落=買い。投資の王道。投資は自己責任!
⑤英語を勉強すればチャンスが増えるよ
これも当たり前のことですが、英語ができればそれだけで優遇されることもありますよね。なんならTOEICの点数だけで就職が有利になったりします。
将来のために何かを勉強するならば、コスパの良い英語を勉強すべきですよ。言い換えると、時間と労力を英語に投資するのが良いですよ。という意味だと思います。
英語ができると投資の場合ならば、アメリカの経済ニュースなどをダイレクトにキャッチすることができますし、RedittやDiscordなどの世界中のcommunityに参加することもできます。
私は英語は得意ではありません。海外旅行くらいなら英語ができなくても、身振り手振りでどうにもでなりますが、英語圏の人と仲良くなった際とか、日本語ができない人らと仕事をする時に、苦労したことが経験があります。だがしかし、勉強はしていません。わかっちゃいるけどめんどいんですよね~w

ダンさんがやってる「投資の啓発」も「英語を勉強したほうが良い」というのも、日本の衰退に気づいていない情弱な日本人達よ!これからは世界のライバル達と競い合わないと地位をキープできないぞ!目を覚ましてくれ!ということなのではないかと思います。もしくはウォール街からの刺客かw。私はそう思いました。たぶん
高橋ダンさんの情報ツールTradingViewや銘柄や指標
Channelの中で使っているのは、最近人気がある「Tradingview」です。
他のYouTuberも使っています。
私も使っていますが、無料でもかなりの高機能を利用できます。
私は、ダンさんの動画に写っている銘柄を参考に登録しまくっています。

何でも登録できますが、私が登録している大きな指標の一例では
- DXY ドルインデックス。米ドルの強さ。複数の主要通貨と比較。
- XAUUSD ゴールドのUSドル建て
- XAGUSD シルバーのUSドル建て
- USOIL WTI原油/USDのCFD
- BTCUSD ビットコインのUSドル建て
- EURUSD ユーロのUSドルの
- USDJPY USドルの円建て
- VIX 恐慌指数
- DJI ダウ平均株価のCFD
- IXIC ナスダック総合株価指数
- SPX S&P500指数
- S5INFT S&P500の中のITセクター
- S5HLTH S&P500の中のヘルスケアセクター
- S5COND S&P500の中の一般消費材セクター
- S5TELS S&P500の中のコミュニケーションサービスセクター
- S5CONS S&P500の中の生活必需品セクター
- S5REAS S&P500の中の不動産セクター
- SX5E ユーロ圏の株価指数。ユーロ圏の優良50銘柄
- UK100 イギリスの株価指数。ロンドン証券(LSE)の時価総額上位100銘柄
- DAX ドイツの株価指数。フランクフルト証券の大手30銘柄
- CAC40 フランスの株価指数。パリ証券の40銘柄
- IBC IBEX35。スペインの株価指数。
- 1306 NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信
- 1321 NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信
- 2516 東証マザーズETF
基本的な使い方としては、
①まず世界の動きを察知する。株なのか?コモディティなのか?仮想通貨なのか?
②では、どの国なのか?どの業界なのか?しぼりこむ
③最終的に、どれなのか?を決める。
それらを分析するために、ダンさんが使っているテクニカルは昔からの王道です。
ロウソク足、移動平均、ボリンジャーバンド、ボリューム(出来高)、MACD、RSIです。知らない人はダンさんのチャンネルを検索してください。
あと私が最も勉強になったのは相関率の使い方です。これは下にメモしています。
「Tradingview」は無数の銘柄やテクニカル分析が見れて無料というのは凄い。
高橋ダンさんの投資銘柄の選び方
何に投資をすべきかを探す方法は、大から小を選ぶです。
①まず世界の動きを察知する。株なのか?コモディティなのか?仮想通貨なのか?
②では、どの国なのか?どの業界なのか?しぼりこむ
③最終的に、どれがベストなのか?を決める。
投資とは、優位性にかけることです。他よりも将来有望だからお金をかける。
その結果として労働収入よりも効率的にお金を稼ぐのです。
例えば、以下の「ドル買いポンド売り」の話が参考になりますした。
①ドルインデックスを見ると2年間続いていた「ドル売りの傾向が反転」してきた。
②全体の動きが「ドル買い」になってきた
③では、何の通貨でドル買いするのがベスト(儲けが大きくリスクが少ない)なのか?
④まだ最もドル買いになってない通貨が、これから最も動くはずだ。
ドル買い反転傾向との相関が低い通貨を探す。
移動平均線との距離で調べる。
⑤ドル/円とかドル/ユーロとかドル/ポンドとか色々な通貨を比較してみると
⑥それはポンドであった。ポンドが最も移動平均線から離れている。
世界を見るとポンドだけ、まだドル売りが強い。
⑦だから世界の動きが逆になるならば、ポンド売りドル買いが最も戻すはずだ。
FXで言うとGBP/USDのショートポジションだ。
要は、より安全で負け難い取引を行うための手法です。
王道ですが、非常に強力な手法です。
これを知っていると、1銘柄の単独分析をするよりも、圧倒的にリスクを減らすことができるのだと思います。

FXやゴールドや仮想通貨を見てものきなみドル買い戻しが発生してはいますが、ダンさんの言う通りにポンドルをショートしてはいけません。ちゃんとチャートを見て、初動の38%戻し・トレンドラインのロールリバーサルにショートを置くなど、自分で判断しないとダメです。
ダンさんのマル秘チャート分析は「相関率」
上述したドル買いの話もそうですが、ダンさんは全体の動きと個別との相関率を活用しています。この相関率が出しやすいので「Tradingview」を使っているのだと思います。
「相関」とは、2つ以上の事物の、一方が変われば他方もそれに連れて変わるとか、あるものの影響を受けてかかわり合っているようにお互いに関係があることです。

「Tradingview」で、赤い塗りのグラフが相関率のチャートです。
以下の動画で、相関率の基本的な考え方を教えてくれています。
とても勉強になる内容です。
以下の動画での相関率の活用方法は
①ビットコインと株価は強く相関している(同じ動きをしている)
②そのため土日のビットコインの動きを見れば月曜の株価の動きを予測できる
「相関率のギャップの見かた」は投資本とかにはあまり書いてないことなので勉強になります。とはいえ、昔からやてる人は結構いました。
「Tradingview」での設定方法をメモしておきます。凄く簡単でした。
ざっくりいうと、好きな2つの価格を自由に選んで相関率を出すことができます。

①インジケータを追加します。無料だとインジケータは3個までなので注意。
②「cc(相関率)」を検索して
③選択してください
④では、何との相関率を見るのか?
⑤例えばドルインデックスとの相関率を見たければDXYを入力しましょう。
(なぜドルインデックスが重要かという理由はこちら)
「Tradingview」は無料チャートだけでなく、色んな人の予測記事が公開されています。予測が当たっている人の投資アイデアをパクって投資していくだけでも正直言って自分でやるよりも良さそうだと思いました。
無料でもかなり使えるので登録しておくだけでも損はないと思いました。
https://jp.tradingview.com/gopro/?share_your_love=lily_Ojisan
高橋ダンさんが見ているニュースやサイト
●ブルームバーグの指標ページは良くでてきます。
https://www.bloomberg.co.jp/markets/stocks
●Tradingster.comも最近よくでてくる。
https://www.tradingster.com/
投資家向けの便利なツールと情報を提供する金融サービスの新興企業です。
例えば、以下はドルインデックスのページ。順投機のポジションを見るのによく出てきます。日本だとIMM先物ポジションが有名ですね。
https://www.tradingster.com/cot/legacy-futures/098662

●Googleトレンド
みんなに検索されているキーワードを調べています。
例えば、コロナから回復していない業界はなにか?「旅行」というキーワードが全然検索されていない。旅行株は、ワクチンが進めば高くなるはずだ。という感じです。
https://trends.google.co.jp/trends/explore?date=today%205-y&geo=JP&q=%E6%97%85%E8%A1%8C

●TradingEconomics
https://tradingeconomics.com/
2,000万を超える経済指標、為替レート、株式市場指数、国債利回り、商品価格の過去のデータと予測を含む、196か国の正確な情報。
●CNBCはアメリカのニュース番組で良く見てるかな
https://www.cnbc.com/world/?region=world
高橋ダンさんの本棚
最近はダンさんが本を出版したりTVに出たりと活躍の場を広げていますね。
以下は、ダンさんの後ろの本棚にある本です。
解析しようと思ったけど、ダンさんのカメラがしょぼくて背景がぼけているので面倒なので3冊でやめましたw
以上
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