世界一周トラリピ【NZD/USD】2022年の予測見通しと設定

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トライオートFX

トラリピやトライオートで自動売買をしているリリー(Twitter@父リリー)です。
お金を入れて設定するだけなのでFXで7年負け続けた私でも利益が出せました!

もっと早く始めてれば良かったですが、勇気をもって一歩踏み出せた自分をほめてあげたい。 40代からでも全然遅くない!

【NZD/USD】の来年以降の相場見通しとトラリピ設定について考察しました。
ちなみに、2021年はこのペア単独で26万円の利益確定がありました。

世界一周トラリピ【NZD/USD】2022年の予測見通しと設定

リリーの『世界一周トラリピ』とは?

世界をグルっと一周するように通貨ペアを選んでいます^^。

具体的には、日本から見てAUD/JPY➡AUD/NZD➡NZD/USD➡GBP/USD➡EUR/GBP➡EUR/JPYという感じです。GBP/USDは手動です。

これが西欧中心のスタンダードな世界地図です。日本は極東にある日出国。

アジアオセアニア、北米、欧州という主要なマーケットの通貨ペアに分散投資をすることで、地政的にも時間帯的にもリスクを分散させているつもりです。
軍事的には、Five Eyes連合国、EU、日本のミックスになります。

実績。トラリピ【 NZD/USD 】2021年の設定と結果

2021年は、0.69円を中央値にしたハーフ&ハーフの設定でした。
0.60~0.69は買いで、1000通貨を0.001毎に90本
0.69~0.75は売りで、2000通貨くらいを0.001毎くらいに設定。売りを2倍にしました。

➡結果は26万円の利益確定!グラフでは青の棒です。
稼ぎ頭ランキングで言うと1位です!この通貨ペアだけ累計の25%くらい稼いでくれました。

マネースクエア

分析。トラリピ【 NZD/USD 】2022年の予測見通し

さてさて、本題です。

① 【 NZD/USD 】 のチャート分析

月足チャートを見ます。
2004年~2014年までは0.6~0.9のレンジですが、リーマンの時だけ0.5へ急落しました。
2014年~2021年は0.6~0.75のレンジですが、コロナの時だけ0.55に急落しました。

  • ボリンジャーバンドも0.6~0.75です。狭まったボリンジャーバンドが「🐊ワニの口」のように大きく開いていくと一気に動くことになります。どちらかと言えば上に向ています。
  • 出来高を見ると、リーマン以降は0.73くらいが最も盛況です。
  • 0.73に赤い200カ月移動平均がいて何度も頭を叩かれています。この上にはストップロスがありそうなので0.75を上抜けると0.80くらいまで走りそうです。

➡結論。2022年も0.6~ 0.75。 また、天井を試しに行きそう。 何かショックがあれば0.5へ急落するが、ショックサイクル的にはコロナ以上は数年は来ないと思う。

② 【 NZD/USD 】 のファンダメンタル

Simpleに金利差について考えてみます。

以下は、NZD/USDのチャート、両国の短期金利の差分、アメリカの政策金利です。
直近5年間分です。
NZ短期金利とUS短期金利の差分が無くなるほど、相場が下落しています。
逆に金利差が広がるほど相場は上昇しています。

一番下の白い線はアメリカの政策金利です。2020年3月のコロナショックで、アメリカはゼロ金利政策をとりました。そのコロナの瞬間は、現金の流動性が落ちたことから、いたるところでドル集めが始まり、急激なドル買いが発生しました。相場も急落しています。

ほどなくして市場が安定化すると、金利があるNZD買い、ゼロ金利のUSD売りとなりました。
そんな感じで、相場は上昇系傾向にありました。

しかし、2021年6月以降は、ドル買いが強まって相場が落ちてきたという感じです。
理由は、おそらくアメリカの利上げ観測ではないかと思います。他にも理由があるかもしれませんが、シンプルに考えます。
最近、アメリカFRBは来年に0.75%の利上げを行うと公表しました。

[15日 ロイター] – 米連邦準備理事会(FRB)は14─15日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、インフレ圧力に対応し、2022年中に計3回の0.25%ポイント利上げを行う見通しを示した。

https://jp.reuters.com/article/fomc-instantviews-idJPKBN2IU25L

しかし、それよりも前にニュージーランドは利上げサイクルに突入しています。

[ウェリントン 24日 ロイター]
中銀は議事要旨で「経済が予想通りに発展することを条件に、OCRは中立金利を上回って引き上げられる必要がありそうだ」と説明。中銀の予測はより積極的な引き締めサイクルを示唆しており、2023年までに2.5%に達し、24年12月までにはさらに引き上げられる見通しとなっている。

https://jp.reuters.com/article/nz-rate-hike-idJPKBN2I903A

➡つまり、アメリカの利上げ観測でドル買いになるも、ニュージーランドの利上げのほうが速いのでドル売りにもなる。行ったり来たり。
まとめますと、今年もレンジ相場が継続するのではないか!ということです。
どちらかと言えば0.75天井を試しそうです。

結論。トラリピ【 NZD/USD 】2022年の設定


0.69を中央値としてハーフ&ハーフです。
0.60~0.69は買い
0.69~0.79は売りです。

NZDの金利上昇ペースが速く、0.75の天井を上抜ける可能性も考慮して、上は高めに0.79まで設定しました。0.8方面に抜けたら、相場をみつつ戻りで撤退できるかなと。

では、この設定の必要資金についてみてみます。
「必要資金」とは、相場が一方向に一気に走り続けて全ての注文が成立し、リスクが最大となった想定の金額です。最悪の事態に必要な資金です。

私が最もポジションを抱えるのは、相場が0.79まで一直線に進んで、買い設定のトラップが全て発動した場合です。その際の必要資金は92万円です。

もし、必要資金と同額しか口座に入れてない場合は、56万円のロスカットが発生する見積です。
レバレッジも9倍とそこそこ高く、必要資金だけで放置するのは危険です。

資金が少ない場合は、トラップ本数を半分の50本にすれば必要証拠金も少なくてOKです。ただし、利益も半分になります。25本にすれば損失も利益も25%になります。
つまり、自分の資金に合わせて設定とリスクをコントロールするのが正しいです。

私は、Twitterでしょうもないことをつぶやいてます。
また、YouTubeではFIRE後にやる趣味を投稿してます。
両方ともに全く登録者が増えません^^笑

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