
トラリピやトライオートで自動売買をしているリリー(Twitter@父リリー)です。
自動売買は自動で利益確定も損切りもしてくれるので、素人でも安定して稼働できます。
【EUR/JPY】の来年以降の相場見通しとトラリピ設定について考察しました。
ちなみに、2021年はこのペア単独で18万円の利益確定がありました。
世界一周トラリピ【EUR/JPY】2022年の予測見通しと設定
そもそも『トラリピ』って何?という方は、公式YouTubeを見てから戻ってきてください(=^・^=)ガウ
リリーの『世界一周トラリピ』とは?
世界をグルっと一周するように通貨ペアを選んでいます^^。
具体的には、日本から見てAUD/JPY➡AUD/NZD➡NZD/USD➡GBP/USD➡EUR/GBP➡EUR/JPYという感じです。GBP/USDは手動です。 CAD/JPYはトライオートで運用中。

アジアオセアニア、北米、欧州という主要なマーケットの通貨ペアに分散投資をすることで、地政的にも時間帯的にもリスクを分散させているつもりです。
軍事的には、Five Eyes連合国、EU、日本のミックスになります。
実績。トラリピ【EUR/JPY】2021年の設定と結果
2021年は、125円~135円に売りで10銭毎の1000通貨を設定しました。
このペアの買いはマイナススワップが大きいので仕掛けていません。

➡結果は18万円の利益確定!グラフでは緑色の棒です。
稼ぎ頭ランキングで言うと3位です!円安局面ではかなりの含み損を抱えましたが、円高で一気に利益を出してくれました。一度動き出すとしばらく動き続けるクセがあるように思います。
分析。トラリピ【EUR/JPY】2022年の予測見通し
さてさて、本題です。
① 【EUR/JPY】 のチャート分析
月足チャートを見ます。
1994年~2009年リーマンショックまでは90円~170円という巨大なレンジでした。
ユーロは新しい通貨のため、最初の頃は大きく動いていましたが、徐々に安定化してきている印象があります。
2009年~2021年は100円~150円の三角保ち合いぽく見えます。
直近では、コロナの底は115円です。

- ボリンジャーバンドは115円~135円で安定しています。
- 出来高を見ると、リーマン以降は120円~135円が盛況で130円が最も活発です。
- 移動平均線も100カ月、200カ月、みんなが130円に集まっています。
- 直近は上昇トレンドの出来高が減り続けて135円でダブルトップです。

おそらく、EUR/USDのドル高ユーロ安につられた、ユーロ安円高という局面が来ると思います。
ただし、その巻き返しでユーロ高円安に戻りそうです。
➡結論。2022年は123円~ 133円くらいの中で、1回は円高局面があるような気がします。
②【EUR/JPY】のファンダメンタル
Simpleに金利差について考えてみます。
以下は、リーマンショック以降の各国の10年物国債の利回りです。
一番したの赤が日本で、ゼロ金利です。水色がEUで、マイナス金利です。

[ウィーン 22日 ロイター] – 欧州中央銀行(ECB)のホルツマン・オーストリア中銀総裁は22日の記者会見で、ECBが債券買い入れの終了を宣言すれば2四半期以内に利上げが行われるという強力なシグナルになると指摘し、ECBは2022年終盤にも利上げに踏み切る可能性があるとの見方を示した。
https://jp.reuters.com/article/fomc-instantviews-idJPKBN2IU25L
[東京 17日 ロイター] – 日銀の黒田東彦総裁は17日、金融政策決定会合後の記者会見で、原材料価格の高騰で日本の物価上昇率にもアップサイドリスクがあるものの、物価目標の2%にはなお距離があり、欧米の中央銀行のように金融政策の正常化に動き出すことはないと語った。
https://jp.reuters.com/article/kuroda-boj-idJPKBN2IW0NE
EUも日本も、当面は金利を上げられる見込みがありませんが、EUは2022年から緩和の修正に入り、2023年には金利を上げだすような感じです。
➡2022年は狭い範囲で行ったり来たりしそうですが、2022年後半からはユーロ買い円売り報告に動き出すかもしれません。上昇という意味です。

それにしても日本のデフレは終わりが見えないのお。
このまま行くと、物価は安く、外食が世界一美味しく、自然と四季が美しく、治安が良く、ガラパゴス面白文化で柴犬がいるという最高の国になってしまうのじゃ。
海外の優秀なノマドワーカーが集まってきてしまうぞい。
結論。トラリピ【EUR/JPY】2022年の設定
127.7円~147円の広範囲に、トラップ間隔を20銭で100本、広めの売りだけを仕掛けます。 この通貨ペアは、ロングした際のマイナススワップ金利が多いためショートのみ仕掛けます。 また、円安になった際に135円を突破すると上の空白地帯へスカッと走りそうだからです。


では、この設定の必要資金についてみてみます。
「必要資金」とは、相場が一方向に一気に走り続けて全ての注文が成立し、リスクが最大となった想定の金額です。最悪の事態に必要な資金です。
私が最もポジションを抱えるのは、相場が147円まで一直線に進んで、売り設定のトラップが全て発動した場合です。その際の必要資金は160万円です。
もし、必要資金と同額の160万円しか口座に入れてない場合は、99万円のロスカットが発生する見積です。
レバレッジも9倍とそこそこ高く、必要資金だけで放置するのは危険です。

資金が少ない場合は、トラップ本数を半分の50本にすれば必要証拠金も少なくてOKです。ただし、利益も半分になります。25本にすれば損失も利益も25%になります。
つまり、自分の資金に合わせて設定とリスクをコントロールするのが正しいです。
ちなみに私は、400万円で5通貨ペアを運用していますが、口座全体ではレバレッジが5倍くらいになるようにしています。また、こちらが大きく含み損をかかえる場面では、裁量トレードで反対売買を行って保険をかけたりしています。
私は、Twitterでしょうもないことをつぶやいてます。
また、YouTubeではFIRE後にやる趣味を投稿してます。
両方ともに全く登録者が増えません^^笑
投資もYouTubeもコツコツが大事です。
たぶん、7年続けたら、そこそこになってるはず。あと5年くらいかな。