
おっす。リリーです。
人類史上で最強最古の投資対象は「ゴールド」ですよね。
ゴールド投資の歴史をガッツリ調べてみました。
ちなみに2021年は、CFDで347,800円の利益がありました。

でも、2022年は史上最高値ウキキー。
何だか10年前の天井にそっくりだし、そろそろ危ないんじゃないウキキ??


確かにそう見えますが、長期的に見て「まだまだ買える」と考えています。
【2022】GOLD金ゴールド投資とドル弱体化(インフレ)。CFDやETF

ゴールド投資の歴史を調べてみました。
ゴールドは価値の基準であり通貨の親であり安全資産
ゴールドは世界中で価値が認められてきた史上最強の物質です。
それは歴史が証明しています。
ツタンカーメンもインカ帝国も大航海時代も徳川家康もみんなゴールドを集めてきました。
今もみんなが集めています。
何故か?
理由は「キラキラと美しく装飾できる」「錆びることも燃えることもなく丈夫で長持ち」「ちょっとしか存在しない」「薄く加工し易い」「コンピュータに使える」などです。

ゴールドは
・時代も人種も国籍も関係なく世界で価値が通用する物質です。
・何千年後の子孫にまで価値を伝えることができる安定した物質です。
・一言だと「価値の基準」「通貨の親」のような存在なのです。
・そのため最強の「安全資産」と言われています。
ゴールド=基軸通貨「米ドル」の固定相場
ゴールドについて考える時は、必ず「基軸通貨」について考える必要があります。
基軸通貨というのは、世界のどこでも何でも買えるお金のことです。
昔はゴールドそのものが基軸通貨でしたが、スペインペソ、イギリスポンドになり、今はアメリカ(FRB)のドルです。
第1次世界大戦と第2次世界大戦のときに、アメリカは戦争に勝って、お金持ちになりました。
逆に、当時の基軸通貨権を持っていたイギリスは没落していきました。

1944年、第2次世界大戦の終盤に、世界経済の安定化を目的として、アメリカ(FRB)は米ドルを世界の「基軸通貨」として認めさせることに成功しました。
アメリカが戦争に勝ったことによって、FRB(実は民間銀行の集合体)は基軸通貨を印刷できるという「とんでもない超絶なる利権」を手にしたのです。

「これからは、世界の貿易に米ドルを使ってくださ~い」
(ドル発行権を持つFRBが世界の貿易を牛耳れるに近い)
ただ、さすがに、ただの紙切れを世界中の人が信用するわけはありません。
そこで、基軸通貨とゴールドの交換レートを固定する金本位制が取られました。
当時、アメリカは日本などの敗戦国からゴールドを没収して、世界中のゴールドの70%を独占していました。
ゴールド1オンス(31g) =35ドルで固定して
「アメリカ(FRB)は、いつもで米ドルとゴールドを交換します!」と公約しました。
また、ドルと世界の通貨との交換レートも固定しました。
この米ドルを基軸通貨とした金本位制・固定相場をブレトンウッズ体制といいます。

世界の基軸通貨の歴史は、非常に面白いから以下にまとめたウキキー。
そんな感じで、アメリカはドル札を使って、世界中から物を買いまくったり、さらなる戦争を繰り返していきました。

ちなみに、日本はアメリカにどんどん物を売って、大儲けをしたのよウキー。
これが「東洋の奇跡」と言われた復興と高度経済成長へと繋がっていったのウキー。
アメリカに戦争でボコされて、その最大の子会社になったような感じかしら。
つまり、戦争というのは敵対的M&Aと同じような事なのウキー。
ゴールドVS米ドルの戦い。ゴールド変動相場の時代
しかし、30年もすると、アメリカ(FRB)が刷りまくったドルが世界中にあふれてきました。
すると、不安になったのかフランスとドイツが言いました。

「アメリカさんよ。さすがにドルが増えすぎたから、約束通りにゴールドを返してくれ」
そうして、アメリカが独占していたゴールドの60%くらいが、ヨーロッパに流出してしまいました。
1971年のある日。アメリカ(FRB)が独断で、とんでもないルール違反をします。

え~、もうゴールドを返したくないので返しませ~ん。
約束は破りま~す。byニクソン大統領
このニクソンショックから、ゴールドと通貨の時代が変わりました。
米ドル=ゴールドの固定相場時代から
米ドルVSゴールドの変動相場時代になったのです。
世界のみんなは
アメリカ経済が強い時は、ゴールドよりも米ドル(株や債券)を持ち
アメリア経済が弱くなると、米ドルを売ってゴールドを買うようになりました。
ゴールドは、リスク資産に対する反対売買リスクヘッジとしての役割が大きくなりました。
世界の通貨たちも、金本位制・ドル固定相場から変動相場への移行していきます。
その不安定な状況から、欧州では欧州内の固定相場通貨(後のユーロ)についての議論が進みました。
そんな感じで、1971年以降はゴールドの爆上がりが始まります。
1オンス35ドルから、10年で800ドルを超してしまいました。

ゴールド価格とアメリカの歴史を見ていきます。
1980年。イランイラク戦争で原油が暴騰しました。ゴールドは850ドルになります。
イラクは借金が増えました。この時、アメリカはイラクを支援していました。
1990年。湾岸戦争。アメリカに経済制裁されたイラクが借金苦からクウェートへ攻め込む。
アメリカ・欧州・サウジアラビア連合軍がイラクを攻めました。
1991年。ソ連崩壊。アメリカが一強の時代です。

90年代は、世界中でゴールドが売られて400$以下に低下していきます。
1999年。ゴールドが200$に向かうと、ドイツが言いました。

みんな、特に欧州のみんな!ゴールドを沢山売らないで!ゴールドの値段を維持しよう!
ゴールドの下落は、資産の目減りになるからです。
また、ユーロの盟主であるドイツはアメリカの一強を阻止したいという思惑があると思います。
これが ワシントン協定です。
やっとゴールドの下落が止まりました。

2001年。アメリカで9.11同時多発テロが発生しました。
2003年。アメリカ(ブッシュ)は、イラクが大量破壊兵器を製造しているとウソをつきイラク戦争を開始します。イラクが持つ大量の原油を狙ったという説もあります。
ゴールド価格が、どんどん上がりだします。
2004年。ロンドンのWGCがゴールドETFをつくります。これはETFを買うと実物ゴールドが保管される仕組みで、金本位制に近いと思います。
世界中で、ゴールドETFが急速に買われていきました。
言い換えるとアメリカへの不信の高まりです。
2008年。アメリカでくすぶっていた低所得者向けローンがデフォルトして、販売元の超大手リーマンブラザースが倒産しました。
それをトリガーに世界金融のマネー流動性が凍結レベルで低下していきました。
例えるなら、大動脈が切れて全身に血が回らなくなった状態です。


世界的なデフォルト連鎖の一歩手前まで追い込まれるも、各国の中央銀行が協調介入で2百兆円規模のマネーを輸血したことで、ギリギリ持ちこたえました。
リーマン量的緩和バブルで1900ドル。FRBのゴールド売り介入
大恐慌レベルの金融危機であったリーマンショック後。景気(金回り)を良くするために、世界中で現金の量を増やしたり金利を0%にする金融政策がとられました。
これを量的緩和といます。
世の中には現金があふれかえり、世界中で安全資産のゴールドが買われました。
リーマンショック量的緩和バブルという感じでしょうか。
2012年。ゴールドは史上最高値1900ドルへ到達しました。
グラフの左側です。

2013年。突如、ゴールドの暴落が始まりました。
米国FRBがヘッジファンドに指示を出して、ETFを使ってゴールドを売り崩したと言われています。ゴールド安への介入です。
ただの紙である米ドルは、世界のゴールドとライバルの関係にあります。
ドル発行権を持つFRBは、世界の中央銀行が外貨準備として、米ドルではなくてゴールドを買い進めていくことを止めたかったのです。
2014年~2018年末までは、ゴールドは1300ドル付近を推移していました。

私は2016年の1100ドルでゴールドを買ってみました。
少しだけです。もっと沢山買って置けば良かった・・
2020年コロナ量的緩和バブルで2000ドル。
2019年。米国の利下げムードの流れに伴って、ゴールドは1350ドルを上抜けてきました。
ドル安ゴールド高のパターンです。

ドイツやロシアや中国などの世界中の国が、どんどんゴールドを集めていたウキキ。
つまり、米ドルが弱くなってきたという事ウキキ。
そして実は最もゴールドを集めているのはアメリカなのウキー。


2020年3月。コロナショックでゴールドが暴落しました。
全世界同時株安になり、世界中で現金不足が発生しました。
流動性の低下からリーマンショックの再来か!と言われました。
普通のリスクオフ局面では、安全資産のゴールドが買われていくのですが
戦争などや●●ショックの場合は、まず現金を確保するために株やゴールド等が売られます。
これを「有事のドル買い」と言います。
※というか、ゴールドはこいういう時に売るためのリスクヘッジ・保険なのです。
戦争などが起きてからゴールドを買うのは遅いのです。
しかし、その後は、コロナ経済対策で世界中で現金の供給が続きました。
リーマンショック後と同じ量的緩和です。

市場に余った大量の現金は投資先を求めて、株や仮想通貨やゴールドなどに投資されていきました。
コロナショック量的緩和バブルという感じです。
2020年後半。ゴールドは史上最高値の2000ドル代を更新したのです。
2012年と2022年の高値比較から予測する今後
2022年現在、ゴールドは高値付近にいます。
チャートは、ちょうど10年前の2011年2012年にそっくりなダブルトップの形状です。

10年前を拡大します。

2011年9月 | 史上最高値 | 1920ドル | 起点 |
2012年10月 | 11カ月でダブルトップ | 1800ドル | 高値へ戻れず |
2013年6月 | 8カ月間の急落 | 1200ドル | 約38%の下落 |
2015年12月 | 2年6カ月の下落 | 1050ドル | 約45%の下落 |
もし、今回も同じと仮定すると以下のようになります。
2020年8月 | 史上最高値 | 2070ドル | 起点 |
2022年3月 | 1年7カ月でダブルトップ | 2070ドル | 最高値まできた |
2023年1月 | 8カ月間の急落 | 1280ドル | 約38%の下落 |
2025年7月 | 2年6カ月の下落 | 1140ドル | 約45%の下落 |
状況も似ているので、これが警戒すべきワーストシナリオだと思います。
2012年と2022年の高値で違う点

アメリカの状況を中心に、関連しそうな情報を比較してみます。
時期 | 2012年10月高値~ | 2022年3月高値~ |
消費者物価USCCPI インフレ率T5YIE WTI原油 | 1.9下落中 2.05横這い 87ドル | 4.5急騰中 3.48急騰中 108ドル |
アメリカの テーパリング | 2013年に観測 2014年1月に開始 | 2021年に観測 2022年3月に開始済み |
ドルインデックス その相関 | 80。ドル安の終盤で これからドル高になる。 逆相関してゴールド高 | 98。急激なドル高が進行中 相関してゴールド高 |
ダウ平均 | 14,000天上を抜け 長期上昇トレンドの始り | 35,000 その上昇トレンドが終わりそう |
アメリカの戦争中 | アフガン戦争(共和) ソマリア戦争(共和) | シリア戦争(民主) ソマリア戦争(共和) |
アメリカ大統領 | 2009~2016 オバマ(民主)再選 副:バイデン | 2021~??? バイデン(民主) 副:カマラ |
その他 | 欧州債務危機から抜け出せない 中国やBRICSが減速 習近平国家主席の誕生 | コロナが終息しない 世界同時株安の気配 ロシア-ウクライナ戦争開始 |
ビットコイン | 50ドルくらい | 41,000ドル |
2012年は、世界経済はリーマンショックの後遺症から立ち直れず、欧州債務危機も続行、量的緩和を続けおり長いドル安でした。
そんな中でアメリカだけが回復基調へ進もうとしていました。アメリカの景気回復サイクルの入り口でした。ダウ平均は、ここから10年間の長期上昇トレンドに入りました。
つまり、安全資産として買われてきたゴールドが売られ、株高へシフトしていったのだと思います。
一方で2022年は、コロナショック後の量的緩和バブルで世界中の株価が高騰しています。
アメリカ株は史上最高値をつけ、FRBは金融引き締め(テーパリング)をスタート、金利上昇からドル高が進行しています。出口戦略です。
つまり、ゴールドは安全資産としてではなく投資対象としても買われてきました。株高ゴールド高です。ドルインデックスと比較しても、10年前は逆相関だったのが、今は相関しています。
ドル高ゴールド高です。
そして、今は原油高などから世界はインフレの時代に突入します。
インフレとは物価上昇、言い換えるとマネー価値の下落です。
ゴールドにとってはゴールド高です。

まとめますと、ゴールドは安全資産としても買われ、投資対象としても買われてきた。そして、資源高のインフレでも買われていくと思います。
つまり、「どうあっても買われるしかない」ということです。
よって、2022年のゴールドは10年前のように暴落することは無いと思います。
調整したら買われ、徐々に安値を切り上げていくのではないかと思います。

上記の緑色の四角は、私の勝手な予想チャートです。
2025年に2700ドル。2033年に3000ドルにせまる!カモ!
個人的なトレード戦略。
1900ドル以上で利益確定を始める。
1700ドル台からナンピンで買い下がります。
1600ドル、おそらくココまでしか下がらないと思う。
1500ドル、
1400ドル
1300ドル
1280ドルが、想定している暴落時の下限。2070ドルの38%ダウン。
余裕をもった資金配分です。
2042年に6000ドルと予想
以下は 、有名なバブル相場のパターンです。
ちょっと強引ですが、ゴールドの長期チャートを当てはめてみました。

もし、2013年の暴落が「弱気の騙し(ブルトラップ)」であったなら、今の上昇は暴騰への前触れにすぎません。
2042年頃に、6000ドルくらいにはなるかもしれません!?^^

要因は何でしょウキー?
中国の元やビットコインの台頭。ドルの切り下げもやりそうウキー。
米国内で富裕層VS貧困層との内戦でも勃発するかもしれないウキキ。
ゴールドの買い方は短期ならCFDの一択!
どうやってゴールドを買うかですが、単純なのは現物を買う方法です。
特に何十年も置いておくような場合は、現物が良いと思います。
ただ、現物は売買し難いのと、盗難紛失のリスクもあるし、手数料をボッタくられることが多いです。
なので、私はCFDやETFでトレードをしています。
メイン口座は、シンプルなDMMのCFD
私がメインで使っているのは、DMM CFDです。
CFDというは、トレードの損益の差分だけをやりとりする仕組みです。
CFDは確定した損益のみに為替レートが適用されるので、ETFよりも圧倒的に為替変動によるリスクが少ないです。
DMM CFDは、口座開設のキャッシュバックが多かったのと手数料が0円なので使っています。
銘柄がシンプルなのも良いです。商品は、ゴールド、シルバー、オイルだけ。インデックスは、日経、ダウ、SP500、NASDAQしかありませんw

DMMは凄くシンプルです。スマホでも使えます。
50万円から始めて、やっと100万円に増えました。

サブ口座は、15,000銘柄もあるIG証券のCFDやETF
ゴールドは、ETFでも買えます。
最も有名なのは「1326 SPDRゴールドシェア」です。
私は、IG証券をサブ口座で使っています。
IG証券が超凄いのは、CFDやらETFだけでなくて、日米欧の株やら、金、原油まで15,000銘柄以上にも及ぶ多様な金融商品を取引できるところです。
FXも流行の「ユーロズロチ」などマニアックな通貨ペアがあります。

引画面は、こんな感じです。プロ仕様という感じです。
バイナリーとかもあるので、とりあえずIG証券を開設しておけば何でもできます。

自動売買は、トライオートETFです。
あとは、ETFの自動売買です。
トライオートETFは、現物ではなく差金決済取引CFDの仕組みを採用しているので、資金が少なくてもレバレッジをかけることが可能です。
トライオートETFは、自分で好きなように設定することもできますし、既にある戦略を選んでポチるだけでも稼働できます。

私は、主に「TQQQ(3倍NASDAQ)」を稼働させています。
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バックテストのグラフなども見れるので、かなりおススメな口座です。

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